フィンチ・トランスレーション株式会社/翻訳・ローカリゼーション

▷ 翻訳者のみなさま  ▷ 会社概要

コラム

翻訳の難しさ

ビジネス業界において、翻訳は非常に難しい作業だとされています。英文契約書(英語契約書)・中国語契約書などの書類一枚を翻訳するのに想定以上の時間がかかってしまうことも珍しくありません。ある程度の意味は理解していても、その国の言葉でどう表現すれば良いのか分からない、これが翻訳の難しいところです。なぜこれほど翻訳が難しいとされているのか?その理由についてお答えします。

■適切な訳語が見つけにくい

「言葉は文化」である以上、国によって文法が異なるのはもちろん、同じ意味を表す単語が少なく、直訳をしてもA=Bにはならないことがほとんどです。日本語のAの言葉に対して、100%正確な訳語Bを見つけるのはなかなか難しいのです。日本語と英語の両方に正しい理解があってこそ、そこで初めて正確な言葉を当てはめることが可能となります。

■日本語は曖昧、英語は具体的

「~と思われます」「一応」「やはり」等、日本語は普段から曖昧な表現が多いです。それが日本文化の良さでもありますが、翻訳となれば裏目に出てしまいます。欧米圏ではこういった曖昧さや不明瞭の許容範囲が狭く、読者は書かれた語句だけの意味しか受け取ってくれません。物事を具体的に伝える必要があるのです。例えば日本語の文章で使用する「~など」「~等」と言う表現ですが、この表現方法は日本語的に何ら問題がありません。しかし、欧米圏ではその「など」が具体的に何を指すのかを表記する必要が出てきます。

ただでさえ難易度の高い翻訳ですが、それがビジネス分野で必要ともなれば、独特の専門用語が頻出されてくるため、さらに難しくなるのは目に見えています。こうした場合、そのビジネス業界にふさわしい優れた表現や、企業の規則に準じた訳語を使用して、正確な翻訳を行なわなければなりません。ビジネス現場でコミュ二ケーションを正確にとるため、そして効果的に遂行するための翻訳なら、東京都新宿区に所在する翻訳会社フィンチ・トランスレーションにお任せください。主に契約書翻訳に力を入れているため、専門性と翻訳精度の高さには自信を持っております。料金設定に関してはできる限り良心的な値段で対応しておりますので、翻訳料金が心配な方もご安心ください。