フィンチ・トランスレーション株式会社/翻訳・ローカリゼーション

▷ 翻訳者のみなさま  ▷ 会社概要

コラム

英語が世界共通語である理由とは

グローバル社会である現代、英語を使ってビジネスを行うことは珍しくありません。母国が異なる国同士でも、英語を使うことができれば多くの場合意思の疎通が取れます。しかし、なぜ世界共通語として使われるのが英語なのでしょうか。そんな素朴な疑問を持っている方も一緒に考えてみましょう。

■世界に影響を与える国の言語

英語が共通言語である理由の最も大きな部分として、世界に影響を与える国の言語である、という点ではないでしょうか。言語とはその国の支配の象徴でもあります。世界においてスペインが力を持っていた時代はスペイン語を話す人が多く、フランスが力を持っていた時代にはフランス語が多く話されていました。大きな力を持つ国が変わるごとに、多く話される言語も合わせて変化して行きました。17世紀、18世紀に猛威を振るったのは大英帝国、イギリスです。

多くの植民地を獲得したイギリスは、植民地でも英語教育を行いました。そしてイギリスの勢力が落ち着いたあと、次に大きな力を持ったのが同じ英語圏であるアメリカです。イギリスについでアメリカ、ともに英語圏の国が大きな力を持つことで、英語は世界に広まり続けたと考えられます。

■使用する文字数の少なさ

英文はアルファベット26文字で構成されています。日本語に比べて非常に少ないことは一目瞭然でしょう。さらに日本語ではひらがなの他に、カタカナ、漢字も加わってしまいます。もっと言うと、漢字には音読み訓読みがあり、文章内に使うとなると送り仮名の問題も発生します。生まれてこの方日本語を使い続けていた私たちですら間違える漢字の送り仮名は、外国人にとってこれ以上ないくらい複雑でしょう。独自の文化を形成してきた日本の言語が世界共通語にならない理由は明白です。

■文法が単純

その他のヨーロッパ言語であるドイツ語やフランス語、イタリア語などには言語にも性別があり、それにより冠詞が変化します。英語にはそのような決まりがなく、比較的単純であると言います。簡単な言語であるという点も英語が共通語として推奨される理由のひとつです。

世界に情報を発信する時には、英語が必須となります。医薬論文や学術論文など、世界的研究は英文で書く必要があります。しかし、英語に不慣れな人が英文翻訳を行ってしまうと、正しいニュアンスなどが伝わらない可能性が高くなってしまいます。重要な英文の翻訳や校閲はプロにチェックしてもらうのが一番安心です。

専門分野での翻訳・校閲は多くの知識が必要です。フィンチ・トランスレーションでは、多彩な分野で活躍したことのある翻訳家が英文のチェックを行います。料金のお見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

英文の翻訳や校閲にお困りの際には、是非ご用命ください。